
本屋大賞を受賞したと聞いて
読んでみることに。
本屋大賞を予想されてる方の中でも
かなり支持を集めてた作品。
私の第一印象は表紙オシャレだなあ😃
でした笑
物語は主人公・薫子が死んだ弟・春彦の
元カノと会うシーンから始まります。

とにかくせつなの態度が悪すぎて
びっくりしました。
私だったらこれ以上関わりたくなくて
店を出てしまうかも。
薫子はそんなせつなの態度にイライラ
しながらも要件を伝えます。

財産分与をキッパリ断るせつな。
春彦の気持ちを汲んで受け取って欲しい
薫子と頑なに頷こうとしないせつなの間に
熱い火花が散ります。
ここめちゃくちゃひやひやしました。
元々人が怒ったり争ったりするシーンが
苦手だから辛かった😇
どういう展開になるんだろうと
不安になってきたその時…

急に倒れた薫子。
すぐに意識を取り戻したものの、
せつなが家まで送ってくれることに。
それがきっかけでせつなが働いている
家事代行サービス会社「カフネ」を
手伝うことになります。
せつなが作る料理を通して二人の距離が
縮まっていくじんわり心温まる物語です。
後半思いもよらない真実が次々と明らかに
なっていって一気に読んでしまいました。
不妊治療、ネグレクト、LGBT…
社会的な観点からも多くの学びがあって
はっとさせられる1冊です。
よかったら読んでみてね〜😄
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