
Audibleで読了。
書店で見かけたことがあって
ずっと気になってた作品。
ぶっちゃけあんまり好みではなかった。
経済教養小説にありがちなちょっと
わざとらしい感じが…。

でも読み進めていくうちに
なるほどなあと思う部分もあった。
特に印象に残っているのがこちら。
『他者を愛することを知ると、その人がどう感じているかを考えるようになる。自分と他者では見え方や感じ方が違うことに初めて気づく。
そして、愛する人を守ろうと思うと社会が人ごとでなくなる』
昔読んだ本に、
『愛は家族→地域→国→世界に広がっていく』みたいな記述があったんだけど正しくそれだなあと。

お金という分かりやすい道具に隠れがちだけど
一人一人が誰かを思っているからこそ
社会は成り立っていて、
支え合って生きているという本質を理解しながら
お金を使うことが大切なのかもしれない。
お金に対する価値観の幅が広がった一冊でした!
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