
ノーベル文学賞を受賞したと聞いて
手に取った作品。
著者は韓国のハン・ガンさんという方。
何気に韓国の小説読むの初めて。
小説というよりかは詩集のような印象で、
翻訳されていても伝わる言葉の美しさに
心が揺さぶられた。

でも、読み進めるには結構集中力いるかも。
一つ一つの文章の質が高いから、
いい意味で疲れた。

肝心の内容に関しては、
正直よく分かってない。
翻訳者補足と解説をみてから
読み返してみたけど
うーんという感じ。
あらすじは
【1章】
生まれてすぐ死んだ姉について
「私」の視点から語る
【2章】
亡くなった姉が「私」の生を貸与されて
知ることのなかった未来を回想する
【3章】
「私」は決して死んだ姉の
代理表像ではないと確信する
という流れなんだけど
なんか難しくない?笑
感覚的に分かるような気も
するけど言語化できない。

ただ言えるのは、
深い静けさと余韻が残る不思議な本だった。
言葉の力に触れたい人はぜひ!
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